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100グラム400円のしゃぶ肉

  • 執筆者の写真: Tsukasa
    Tsukasa
  • 2018年9月6日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年12月15日



初回の記事に反応してくれたり、投げ銭をしてくれた方、ありがとうございました!!!あまりに反応がなかったらもう辞めようと思ってたから嬉しかったです!!

ネット世代、というか私反応がないとすぐにやる気なくしがち。最初の記事はなんだかんだ時間をかけて書いたから公開して反応を待ったり、記事を何回も読みなおしたりしてたら目がめちゃくちゃ乾いた。


今日は月に2回の韓国語のカフェレッスンに行ってきた。本当は月4回だったけどお金がないから今日から月2回に減らしてもらうことにした。 「そうなんです。仕事が忙しくてなかなか…」 大嘘をついた。


いつもレッスンを受けてるカフェは最寄駅から数駅の近いところなのだけど、この付近はスーパーがイケている。 最初に入ったのは廉価なものがたくさん置いてある雰囲気のスーパー。昔よく駄菓子屋で買ったコーンポタージュスナックの大きいものとか、少し珍しいものが売ってた。しかしこのスーパーはなんだか明るくて、活気があっていい。そんなことを考えながら海鮮コーナーをうろついていると貝殻付きのほたてが2つ250円で売られているではないか!小躍りで買うことにした。


それから成城石井に行った。心はすでに決まっていた。前回ここに来たときから目をつけていた綺麗なピンク色のみずみずしい豚しゃぶ肉。いつもまいばすけっとで買う薄切りしゃぶ肉も悪くはないが、やはり何かが大きく違う。あっちは100グラム200円、こっちは100グラム400円もするのだ。しかし、今日の私には投げ銭がある。私はめちゃくちゃ気がでかくなってそれを買った。気分は最高だ。


読んでいて気が付いた人がいるかもしれないけれど、私は金がないくせに死ぬほど食い意地がはっている。あまり食に関心のない人が「食べるのを忘れる」と言っているのを聞くことがあるけど、羨ましいと思いつつこの執着がなくなることはない。もし私がハンガーストライキに挑んでいたら一瞬で白旗を上げていたに違いない。サフラジェットに思いを馳せながら買ってきたばかりのほたてにバターを乗せオーブンに入れて焼き、そこに醤油を一滴垂らしたものを頬張った。あまりにも背徳の味がしたのでそれを誰かに伝えたかったが1人で静かに味わうことにした。人生悪くないと思えるほんの一瞬の瞬間だった。彼女たちにもそんな瞬間があったのだろうか。

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