先月末にバタバタと引越しをして今日でまだ一ヶ月経っていないことにも驚きなんですが、少し時間を見つけたのでこうしてブログを書いています。
パソコンからブログを書こうと思っていたら昨日から調子が悪く、ピンチ。
10年使い続けてるからそろそろ寿命は来るだろうなと思っていたけど、ついに終わるか。
というか、カナダに行って生活が落ち着いたら新しいものを買いたいなと思っていたけど、結局落ち着く暇もないまま帰ってきてしまった。
こういう渡航前に自分が思い描いてて実現しなかったことを思い出しては落ち込んだりもするけれど、長く滞在したかったら長期的な計画が必要だし、資金ももっとあったほうがいいということを去年の経験から痛いほど学んだ。
資金にしては海外生活に限らず、どこでもそうだけど。
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家はなんとか出れたものの、毎日首の皮一枚つながったようなギリギリの生活を送っています。
メンタル削られながら本当になんとかやっているけど、やっぱり毎日毎日不安。
まず今の仕事は2ヶ月契約だけど仕事が普通に忙しく、予定より少し延長されるかもしれない。
はっきりといつまでかは分からないし、正式に契約書も書いてないけど、就活の猶予は若干延びたと考えていいのかもしれない。
今とにかく引っ越したばかりだし、いきなり毎日早朝に起きて出勤する生活になって、それについていくので精一杯。
正直就活までなかなか手回らないから、これはひとまず良いことと考えてよさそうだ。
最近少しずつ家具が揃ってきて狭い部屋の使い方を試行錯誤しつつ、やっと少し静かな時間を持てるようになった。
昨日はやっとの休日で昼過ぎまで寝て起きて洗濯して、プレゼントしてもらった浄水器を設置してその水を使ってご飯を炊いた。
忙しくてなかなかご飯も炊けず、レトルトのご飯ばかり食べてたからやっと少し生活が始まったな、という気持ちになる。
また昨日は引越しの時に無造作に置いたまま整理できてなかった本の場所を移動させたり並べ方を変えたりしていたのだけど、その時間のあまりの平和さに大げさじゃなく泣けた。
窓を開けて好きな音楽を聴きながら好きなものに触れ、そのことだけ考えてる時間がどんなに静かで愛おしいことか。
昨日はそういう平穏をやっと少し体験できた日で、改めて引っ越してよかったと思ったし、逆に今まで一体どんな酷い場所にいたの?!って思いました。
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ここからはまたちょっと暗い話。
昨日平穏を満喫して寝ようとしていたところ、親から何度も電話がかかってきた。
着信画面のディスプレイを見るだけで動機がするし絶対に電話に出たくなかったけど、あまりにも何度もかけてくるから観念して出た。
内容は裁判所から手紙が来て、裁判が取り消しになったとのこと。意味が分からない。
なぜなら取り消しもなにも、こっちは出廷どころか異議申し立てもしていないし、今からしたとしても判決を覆すのはほとんど不可能と相談した弁護士にも言われているからだ。
じゃあその手紙は一体何なのか。
家が競売にかけられた時点でいろんな不動産から「今の家に住み続けられますよ」という内容の広告が来るようになる。
要するに不動産が家を安く買い上げ、そこを賃貸として貸し出し、元の所有者はそこに入居者として家賃を払って住むというやり方なのだけど、広告の量から考えると不動産にとって結構おいしい話なんだろうと思う。
でもそれをするにも期限がある。それに申し込まなければ普通に他の不動産が入札して家を買い上げるまでだ。
もしかしたら暴◯団はそれが目的なのかもしれない。暴○団と書いてるけど表向きは不動産として商売をしているし、家族が他の不動産でさっき説明した方法で申し込んだら家は別の業者の手に渡ることになる。
ここで謎なのが加害者Eの存在で、実は相談してる地元の議員さんはずっと加害者Eと暴力団の癒着を疑ってる。考えたことなかったから最初は否定したしびっくりしたのだけど、落ち着いて考えてみればなくもない話だと思う。
なにより経験豊富なその議員さんや弁護士によると、私のようなケースは珍しいことでもないらしい。それにもまた驚く。
親は昨日電話で興奮気味に「これで家に帰ってくるでしょ!!!」って感じだったけど、その熱狂というかテンションが本当に怖かった。元はと言えば追い出したのあんたらじゃんっていう。
その夜、また毒親持ちの友人と結局自分達が親を捨てきれないのって「可哀想」って気持ちがあるからじゃないか、という話になった。
本当にそうなんだよね。親のこと考えるとシングルマザーで非正規、低賃金で働かされ、それで子供を育てて、、って苦労に苦労を重ねたみたいな生活で。
考えたら今まで自分の時間とかほとんどないまま、私を大学や留学に行かせることだけを目標に生きてきて、それは本当に気の毒だと思う。
でもそれは私にとってもものすごい精神的な負担だったし、その分大人になって家族を絶対幸せにしなきゃいけないと思って生きてきた。
でももうここまで来たら今はもう無理だ。自分が溺れているのに他人を助けることはできない。
加害者Eだけでなく、生活をこんな状態にした社会の全てに腹が立つ。シングルマザーの貧困、その原因の女性、介護職の低賃金。母は時給900円で他人を風呂に入れ排泄してしまったらその後片付けをし、文字通り朝から晩まで働いていた。
それでも収入は月10万円代前半とかで、福利厚生も全く充実してない。もしもあの時に親がちゃんとした賃金が貰えていたらまず私はお金の心配をしなくていい子供時代を送ることができたし、受けたい教育も受けられたし、家を売る必要も、そして今回のような事件に発展することもなく、親との関係がここまでこじれることもなく、今まだ帰れる家があっただろう。
でも今の私の前に残ったのは、私の安全と心身の健康を侵し続ける加害者としての親だ。
こうやって背景を考えて同情したりするのもよくないんだろう。クリニックの先生にもそう言われてる。背景を考えて可哀想だと思ったところで向こうはもうこちらのことなんて、考えてもいないんだから。
こういうことを考え始めるとつらくて、そろそろメンタルクリニックに行こうかと思っても仕事があるから病院が空いてる時間に行けない。しかも非正規だから仕事を休むとその分給料が減るのでそれもきつい。
といいつつ給料が減ること覚悟で休みを取ったけど、もしコロナにかかったら私の生活はどうなるんだろう。
毎日出勤してるし、換気のできないリスクの高い職場だ。低賃金のシングルマザーが必死に育てた娘もこうやって結局低賃金のスパイラルに呑み込まれていくのかと考えると気が沈む。
それでもとりあえず家を出れたのは良いことだったし、なんとか暮らしていけるよう引き続き生活を、就活を続けるしかない。
いつか今のこの不安定な生活や、狭すぎる人が住めるように作られてないこの賃貸から抜けられる日は来るんだろうか。
今はあまり先のことを考え過ぎるのも、よくないのかも。
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