バタバタとしていて前回の記事から日が開いてしまったけれど、記事を読んでカンパをしてくださった方々、本当にありがとうございました。
こうしてわりと長い間自分が困ってる話をブログに書いてても、こういう形でカンパを募集したのは初めてでした。どれくらいの人が反応してくれるのか想像もできず、でもとりあえずやってみようと思って募集をはじめました。連絡をくれた方が思っていたよりもたくさんいて、驚きつつ嬉しかったです。
私が抱えてることって元はといえば社会、政治のせいだし、そしてこうして書き続けているし、ひとりの孤独な戦いでないと思ってはいます。
でもやっぱり現実的に目の前の問題と向き合ってるのは私一人で、正直めちゃくちゃつらいんですが、サポートが金額として現れるとたとえば交通費を出せるとか、食べ物を買えるとか、引っ越しに必要なお金が払えるとか、病院に行けるとか、本当に心強かったです。
最近友達が「困ってるときは良くも悪くも人との距離感が見えるときがある。でも意外な人が助けてくれたりもする」と言っていたのだけど、その通りで。
長い間連絡をとっていなかった友人がふと連絡をくれたり、シスターマガジンの活動を通して知り合った人や、私の書いている文章をネットの海で見つけて連絡をくれる人、、私の書いたものといろんな形で出会って、何かしたいと思って行動してくれる人の存在を実感する機会でした。
あと、困った時いつも最初に手を差し伸べてくれるカナダで出会った友達。いつも色んなことを学ばせてもらっているのだけど、その出会いがあっただけで私はカナダに行ってよかったなって思うんですよね。
まず前にもブログで書いたけど、カナダに行った直後に困っていることを察してカンパしてくれた方や、ブログを読んで心配してくれた大学時代の友達、そういう人たちの助けがあってカナダでもあれだけ迷って、長く滞在して帰ってこれたわけです。
とはいえど、お金だけが支援じゃないし、荷物を預かるよと連絡をくれたり、心配してくれたり、ひとりじゃないよとメッセージくれた人たちの気持ちもすごく嬉しかったです。
こんな時だからこそお金について話すのは大事だと思うし、とくにこの社会は「お金にルーズなやつとは縁を切れ」みたいな話が多くて、まあその通りだとは思うんだけれど、そのスティグマ化が過度になるとお金の話をしちゃいけない、困ってるのは恥ずかしいことって空気が生まれるし、それがまた困ってる個人を孤立させて結局自己責任論にたどり着く悪循環じゃないかなと、お金に困っている立場の者としては思います。
話は少し変わるけど、映画「パラサイト」を見た友人が「ポン・ジュノは少女小説を通って来なかったんだな」と言っていたのがずっと印象に残っていて。
というのも今の私の生き方は「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」や「リンバロストの乙女」、「あしながおじさん」、、例を挙げだすときりがないくらい、欧米の少女小説の話の進み方に沿っているんですね。
でも「パラサイト」の世界だと私は行政からはとっくに見放されたうえ個人にさえ助けを求められず共助にもひっかからない。貧困当事者が観たら死にたくなるような、生か死か2択みたいなわりと極端な世界で。
だけど実際は困ってると声をあげたら手を差し伸べてくれる人たちもいて、そういう存在の可視化は大事だと思うので、このことを少し書きたいと思いました。
逆を言えば最初に自分の困った境遇を周りの人に打ち明けて助けを求めるというのはライフハックなわけで、児童書には困った時のHow toが盛り込まれてるんだなと。
この話はもう少し落ち着いてからまたゆっくり書きたいなと思いますが、とりあえずたいていの困ったことは政治、社会仕組みのせいなので、自分一人のせいだと思わないこと、そして助けを求めることや援助を受けることを恥じる必要はないということをこれからも伝えていけたらいいなと思います。
とはいっても最近こうして色々書きたいことがあるのに仕事と家事で忙しすぎてゆっくり書く時間どころか考える時間もないんですね。家を出てきたばかりでこうなることは予想していたけれど、ここまでとは。
引っ越してから数日は生活用品が揃ってないし部屋は狭いし、独立洗面所がないから顔を洗っただけで全身びしょ濡れになったり、引っ越しのゴミで玄関がいっぱいになって外に出るにも一苦労だったり「普通」の生活をするにもほんとに大変で。
そのせいか軽くホームシックになったりして、自分でも驚きました。この状況でホームシック?!って。家にヤ○ザの取り立てが来てる状況なのに。
気持ち的な部分だけじゃなく、利便的な面から考えても家族との関係を断ち切るって本当に大変なんだなって実感した瞬間でもありました。
あと悲しいのが今回のことでストレスのせいか、コロナ禍でスクリーンを見すぎたせいか分からないけれど、飛蚊症という目の視野に黒い蚊のようなモヤモヤが映る症状が出てしまったこと。
病院に2度行ったところ問題はないのだけど、ずっと治らないものらしい。なので本を読んだり、こうして白い画面で書き物をするのが前よりもストレスになってしまって。慣れるしかないと言われているけど、文字を読んだり書いたりするのが好きな者としてはつらいものがあります。
そして今日は朝起きたら地元で相談してお世話になってた議員さんから連絡がきていて、まとめると家族の洗脳が続いてて悪化してる話なのだけど、本当にそのメッセージを見るだけでも辛かった。
なんかもうよく一緒に住んでたな?!ってびっくりするくらい。そもそも家が緊急事態で、緊急事態宣言中に引っ越ししないといけない状態だったわけで。
でもそのメッセージを見てほんっっっっとに家を出れてよかったなって心から思いました。今朝ほど家を出てよかったと実感した瞬間ってない。本当に心の底から!
とにかくここまでやった自分を褒めたいし、給料日(6/25)まで無事働けることを祈るしかない。
そして最後にですが、今軽く計算したところ、ありがたいことに給料日までに必要なお金の2/3が集まっていました。かなり気が楽になりました。ほんとにありがたい。
残りの1/3のカンパもまだまだ募集しております。
引き続きこちら(https://www.tsscarlet.com/messageform)からメッセージか、私のツイッターDMに送っていただけると口座情報をお伝えします。
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それではまた!また遠くないうちに記事を更新できることを願って。
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