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Happy New Year!


明けましておめでとうございます!今年はこれがはじめての更新。すこしブログを読み返してるとちょうど去年の今頃はインフルエンザにかかってた。なんという年始。


ということで去年元旦に高熱と実家に苦しみながら、立てた目標は「100万円貯めること」だった。それがもう一年前だなんて、時間が経つのは早い。


https://note.com/scarletblue/n/nd3aa3b4b395f


予定通り去年はほとんど働いて、目標の100万円は稼いだ。初期費用がかかるから100万円を持っていけるか、は別として。でもよくやったと、とにかく自分を褒めたい。


実家は去年と相変わらずひどくて、昨日も冷蔵庫に入れておいたものを毒祖母に勝手に捨てられていた。それに怒ったら「親になんて口のききかただ」「女のくせに口答えするな」と罵られる始末。かまわない。もうあと数十日で出て行くのだから。


そしてこういう人たちの怖いところは同じ口で「心配だ」とか「家族なんだからずっと一緒にいてほしい」とか言うところだ。


何が一体「心配」なんだろうか。私はこの家にいる時が一番命を脅かされていると感じるのに。


仕事に行かなくなって家にいる時間が増えて、発狂してる時間も増えてくると、さっそく身体の調子が悪くなる。本当に一刻も早く出なければ。


ところで当初の予定だった3ヶ月どころか8ヶ月勤めた会社だったけれど、終わりはわりとドラマチックだった。


勤めたのは外資系の会社。多様な国籍の人たちと働いて出発前に英語で仕事をする勉強にもなったし、比較的自分に合っていた環境だった。友達もできたし。珍しく今までみたことないくらい決定権を持っている女性が多くて、励まされた。途中東京の支社でフルタイムで働く機会もあったのだけど、カナダに行くから断るしかなかった。すると「もしカナダでうまくいかなかったらまた一緒に働けばいいからね」と言われたりもした。


最終日は仲良くしてた同僚が寂しいと言いつつちょっと泣いてた気がする。彼女はメッセージに私のことを「素直で優しくて可愛い人」だと書いてくれていた。

それが彼女に見えていた私なのだと思うと不思議だったし、嬉しかった。私はまさにこの家で「素直」でなく、可愛げのない子供だと言われて育った。そのことで散々外見や内面のことをズタズタに罵られてきた。「お前みたいな人間は誰にも好かれない」と。


けれど私は会社で好かれていたほうだと思う。もちろん嫌なこともたくさんあったし私を嫌いな人もいたけれど、基本的に私を、私のすることを肯定してくれる組織だった。


だからそこで家族から聞かされてきた私への否定と、対極のことを言われることがよくあって、初めての経験だった。それを知れただけでよかったし、働いた意味はあったのだと思う。


今回の仕事はやりたい仕事内容ではなかったから続けられなかったし、安定が目の前に見えてるのにそれでは満たされない自分の性格に歯がゆさを感じたりもした。


けれど、全てがカチッと合う、そんな場所がきっとこの世界のどこかにあるのだと思う。誰にでも。そこに辿り着くまでどれだけ長い道のりになるのかは人によって違って、正確なことは分からない。でも、その場所が必ずあることだけは確かなのだと信じたい。そしてそこに辿り着くまでにこういう別れを何度も経験するんだろう。


出発までの時間が迫りつつ、少しやることがあるからそれを予定通り終わらせられるといいな。明後日はサリーに会う。

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