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When This Rain Stops 弱気に鬱



ひとつ前の記事を更新してからもう約1ヶ月過ぎてた。時間の経つ早さに驚く。


近況なんですが、めちゃくちゃ鬱。というのも最近の雨が続く天気と湿気で息がしづらいし、自律神経は狂うし、ニュースは憂鬱になるようなことばっかりだし。


そして悲しいニュースがひとつ。もともと2ヶ月契約だった今の仕事が9月まで延びたのは良いことだった。でも入った当初、状況の改善によっては今の職場に正社員として雇ってもらえるかも...みたいな話も実はあったのがやっぱりパンデミックの影響でなくなってしまった。


私みたいな中途半端なキャリアの人間が景気がいい時にするっと入ってしまう、みたいな機会が赤字で一気に失われてしまったんだよね。もともと全然興味のない分野ではあるし、そんなに固執してた覚えはないのだけど、やっぱりものすごく不安だ。


というのもここ数ヶ月嫌になるほど変化の連続で、仕事だけはなんとかあって、すでに知ってる人たちに囲まれて仕事をしてた。それもなくなってしまうことを考えただけで恐怖だし、分かってたはずなのに実際終わりが来るとなるとこんなにうろたえるとは。


それからというもの出勤するたびに「ここで働いてる場合ではないのでは」と常に気持ちが焦っていて本当につらい。落ち着けるときがひと時もない。


なんで自分がこんなに焦っているのかというと、もちろん今の帰る場所がない、お金がないという状況が原因にあるわけだけど、今の家を手に入れてしまった以上「もうここから出て行くようなことはしたくない」「戻りたくない」という気持ちが強すぎるのもある。


やっと苦労して手に入れた、狭くて古いけど自分の空間を失いたくないし、もう二度と家がなくて困っていた前の状況に戻りたくない。


でも元はと言えばこの間まではなかったものだ。なのに一度得ると失いたくないって気持ちがこんなに強くなるとは思ってなかった。


それで目の前の現実を忘れたくてついSNSを見続けてたら、コロナとオリンピックの鬱になるようなニュースばかり毎日大量に浴びてる。自分がこんな状況なのに精神的な健康のために良いとは言えない。


でもだからといって自分の置かれてる状況を直視するのもかなりきつい。考えたくないので結局毎日更新されるニュースを見続ける。でも結局それも自傷行為みたいなものなのだと思う。


お金のことも不安だし、今月なんて体調が悪すぎてあまり働けなかったから来月は今までで一番安い給料になる予定だ。もちろん支出のほうがでかい。何から何までストレスになることが多すぎる。


仕事探しにしても、給料の安い求人の多さよ。派遣は経験上もう二度とやりたくないと思ってたけど、派遣の時給を下回る正社員の仕事がこんなに山ほどあることにも驚き。


今まで2つ面接を受けたけれど、今までの私の給料比だとまあまあ条件の良い仕事だったから、落ちてしまったことに今更だけどショックだ。もちろん、そんなにすぐ受かるものじゃないとわかっているけれど。


あと自分がやりたい仕事じゃない、いわゆる生き残るための仕事を探したり、応募してすごくやりたいふうに振る舞うのってすごく難しい。


もちろん自分がこれからやっていきたい仕事も別にあって、たとえばそっちに徐々に動いていきたいと思いつつも、さすがに9月からそれだけで食べていけるようになるのは無理だ。


そうなると全く関係ない仕事じゃなく、その方面に繋がるような職を得たほうがいいのか...?とか迷いはじめて、そうやって選択肢が増えるたびにまた戸惑う。


と書いててどっちでも良くなってきた。今必要なのはなんにせよ日々の生活費を払える賃金の仕事だわ。


あとパンデミックだからできるだけ家で働けるとありがたい。でもそうなると選択肢も狭まる。もちろんリモートできない仕事も見たりしてるけど、いつまでこの状況が続くのかわからないうえ、今から応募するとなるとどうも気が進まない。


こんな状況で万が一入院とかしてしまったらやっていけないし、毎日変異株のニュース見てると怖すぎるし。本当にいつまで続くんだろうこの生活。


「コロナはただの風邪」って言い張ってる人たちはこのストレスに耐えられなくなったのかな、とふと考えたりもする。パンデミック前から人生が大変で、どうしようもない時にさらにストレスになることが起きて「もうこれ以上は受け入れられない!!!」と現実をなかったことにしてしまったのかなとも。


実際あまりにも他人に迷惑をかけてる人たちだからあまり考えたくもないけど、どこかで少し理解できる気がする部分もある。私が何らかのきっかけでそっちに行ってないのはたまたまだ。


とはいえ治療にあたってる人たちのことを考えたらやっぱり迷惑以外の何者でもないし、残念ながらコロナは存在するし、通常時の「風邪」よりももっと脅威なわけだけど。


ただ現実を受け入れるのって、大変だよね。私ももう今起こってることなかったことにしたいよ。


って書いて思ったけど、ここに来るまでものすごく頑張ってきたのにそれをゆっくり祝ったり褒めたりする余裕もないまま次の試練にぶち込まれてるのもほんとにつらい。超えても超えても全然なくなってくれない、いろんな壁。スタート地点にいつまで経っても立てない。


ていうか新卒で正社員で「就職」しなかったことでこんなに積む社会っていうのも本当におかしくない?こんな少し間違えただけで罰ゲームみたいな社会、どんだけ生きづらいの?!そりゃこんなどん詰まりみたいな世界になる。


ふと思い出したけど「ギルモア・ガールズ」のローリー、新シリーズで30代後半にして仕事がなくなってお金もなくて積んでる感じだったけど、実家がなかったり家が貧乏だったりしたら本当に終わりだよね。家があることの強さよ。それで本を書き始められるわけだし。


それと比べて帰れる家なし貧乏身体的にも丈夫じゃない私、どうするよ。


あと仕事を見つけるのに完璧主義というか、一球入魂しないといい結果が得られない、みたいな呪いにかかってると思う。多くの場合、今私がこんな目に遭ってるのを含めてただの運でしかないのに。


繰り返すけどこんな目に遭ってるのも運だし、運によってはどれだけ努力したかすら関係なく良くなる可能性まであるんだと思う。


だって何も悪いことしてないのに生まれた時からこんな目に遭ってるんだから、逆の可能性も全然あるでしょ。


こんな状況で力を抜くというのもほぼ無理な話だけど、それも忘れすぎないでいたいと思う。


と書いててちょっと泣きそうになってきたので、こうやって書くことって自分にとってすごく大事なんだなと改めて気がつく。


特に今一人で暮らしてるし、仕事以外で人と話す機会もあんまりないし、正直今の環境がつらすぎて楽しすぎる話にも乗り切れないところがあるから、人ってこうやって孤立していくんだという実感もある。


私の抱えてるものが大き過ぎて、相手も話を聞くだけで疲れるような状況で、友達に四六時中こんな辛い話をするわけにいかないところもあるじゃないですか。私も逆の経験があるけど、自分にも余裕がないと他人のしんどい話って聞けないし。


かといってカウンセリングを受ける経済的な余裕もないし、今の自分の状況を一から説明するってそれだけで辛くてストレスなんだよね。


どうやってこの時を乗り越えたらいいのか全然わからないけど、ただ耐えてこのつらい時間が過ぎるのを待つしかないのかもしれない。




「抱きしめてあげたい 暗闇に疲れた私を これから教えてあげたい 私が持ってる全てのものを」


「たまには止まっていても休んでも 私の中に私がいるなら この雨がやんだときただまた息をすればいい」



さっき書いた、目標があるときはは遊んじゃいけないとか、そういう自分にかけた謎ルールとか呪いとはたたかっていきたい。


本当はしんどいことも、楽しいことも私は全部できるはず。I deserve betterね。












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