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そんなつもりはないのに

  • 執筆者の写真: Tsukasa
    Tsukasa
  • 2020年3月9日
  • 読了時間: 2分


ここ一週間、ほとんどずっと引きこもって過ごしてた。徒歩20分のスーパーへ行ったりはしていたけど、特に、気持ち的にはずっと引きこもってた。


毎日毎日寝ても覚めても仕事を探さないと、と思う。でも実際は焦るだけで行動に移せない。本を読んだり映画を観たりしてリラックスすることに罪悪感を感じて、SNSや、今読んでる場合じゃないニュースばかり読んでしまう。そして気付いたら数時間経ってる。ブログを書くことにも罪悪感を感じる。ブログを書く時間があれば、仕事のリサーチができるはずだ、と思う。そしてまた気がついたらスマホでSNSを見てる。もはや何がしたいのか分からない。


毎日残りの時間が少なくなっていくビザのことも気になる。探している仕事の内容が自分に合っているか、待遇が自分の想定しているものか、ということも気になる。


もちろんそんな完璧な仕事なんて現れない。あったとしても、私の今の状態で雇ってくれるところはないだろう。となると、もう何をすればいいのかわからなくなる。そんな時も日本で稼いだお金は出て行く一方。


外は午前中に起きてもどんより暗く、寒い。最寄りの駅は遠いし、家の周りには何もないし、出るのが億劫になる。そんな日が続くと気が沈んで、今度は暖かくなっても出るのが嫌になる。昼夜逆転がどんどんひどくなる。


なのにそんな時でも完璧主義は現れる。私が去年東京から実家に帰ったとき、1ヶ月で派遣の仕事を見つけて、今頃もう働いていたのに、と、過去の自分の頑張りが今の自分を追い詰める。


でも今回は知り合いのいない外国に来て、毛布なり、加湿器なり、米なり、環境や色んなものをたった一人で最初から全部揃える必要があったんだもん、と自分に言い聞かせる。でも本当は自分に言い訳なんて必要ないのかもしれない。


別にゆっくりしたって何が悪い。自分のお金だし、今まで最悪な家庭環境に耐え、頑張って働いてきたのだから、1ヶ月くらい仕事を探さず、学校に行って帰って寝る生活を送ったって構わないだろう。


自分で自分に攻撃して傷付いてしまい、行動を起こせなくなるのをやめたい。


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