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とにかく近況 in Vancouver



とりあえず、主題から。


最近やっとやっと、引っ越しをしました!イェーイ!!!


騒音問題、ホストファミリーの意地悪問題、色々あったけど、なんとか一日で内見をして、次の日に移動することができたよ...。どれだけバタバタなの。


引っ越したのがこっちの時間で4月24日で、25日は私の誕生日。日本時間では25日になったころ、日本にいる友達から届いたお誕生日おめでとうメッセージを読みながら引っ越し作業をして、前の家を出た。


1ヶ月ももたなかった前の家の部屋


〜荷物運搬中〜


バンクーバーに来たばかりで知り合いもあまりいないし、友達にも会えないまま一人で迎えることになった28歳の誕生日。サリーからは「今までにない、はじめて自分の人生をつかみはじめた誕生日だね」とメッセージをもらって、なんだか泣けてきたのだった。


去年の誕生日はサリーと地元で久しぶりに再会して、誕生日パーティを開いてくれた。それがすごく懐かしく思える。ついこの間のことみたいなのに、あれからもう一年。​https://note.com/scarletblue/n/n360313b6e7bf


とはいえど、今までの心労というか寝不足ですごく疲れてて、誕生日当日の25日はほとんど寝て過ごした。本当に久しぶりに静かな環境で過ごすことができてすごく嬉しかったし、やっと少しリラックスすることができてる。


ブログもこうやって少しづつ書けるようになってきた。前の家はストレスが多すぎて、全く書くことができなかった。


「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」


まじでヴァージニア・ウルフの言う通り。私が書いてるのはブログだけど。


あと夜には2回目のインスタライブをして、ブログを読んでくれている方達や友達とおしゃべりした。


私が頑張ってる姿をみて自分も頑張ってる、ってメッセージをいただいたりして、単純だけどブログを書いててよかったなと思った。そうじゃないと、私が今抱えてる問題や状況を誰とも分かち合えないまま、これをたった一人で耐えないといけないんだもん。想像するだけでもつらい。


あと前々から書いてる仕事のことだけど、無事面接も終わり(もうこの面接までの時間が緊張で地獄だった)、わりと順調に進んでて、5月には働きはじめられるかもしれない。あと、ビザのことも。今週末に話し合って書面で色々決める予定だから、それがはっきりしたらまたちゃんと書きたい。


面接が終わった夜、あまりにほっとしたというか、状況の変化についていけなくて正直精神的にすごく苦しんだ。ツイッターにも書いたけど、涙が止まらなくなって、夜寝る前も、朝起きてからもポロポロ泣いた。原因は、おそらく自分に厳しすぎること。


面接ではうまく行ったこと、良いこともたくさんあったのに、自分がうまくいかなかったと思う瞬間の記憶を何度も何度もほじくり返して、自分を責めた。全部だめになる、全力で喜んでいたら、何かあったとき耐えられない。だから次の対策を今すぐ考えなくちゃ、って思考がぐるぐるぐる止まらなかった。


たぶん、こうなるのは良いことが起こるのに慣れてないからだ。友達が前に「不幸のほうが慣れてて居心地が良いのはわかる。でも、絶対に慣れちゃいけない」と言葉をかけてくれたことがある。でも、また全部がだめになる前提で考えてしまうことが止められないでいると、その子は「でもその仕事、一番やりたいことじゃないでしょ?まだまだこれから良いことがあるんだから!」と言ってくれた。その通りだ。


人生で良いことがあるたび、こんな風に毎回びくびくして、苦しむんだろうかと不安になっていたけど、私はそうはなりたくない。良いことは良いことのまま、受け入れられるようになりたい。今すぐには無理でも、徐々に自分を幸せにしたいと思ってる。あと少なからず、たとえ良いことであれ変化ってすごくストレスになるのかも。


さっきも書いたけど、私は28歳になった。ということは、27歳で亡くなったジョンヒョンの年齢を超えた。まだあまり実感がなくて信じられない。


意を決して二度と帰りたくない実家に帰って、派遣の仕事に耐え、いざカナダに来たらこんな状況になってしまって、正直まだ不安しかない。でも、焦りすぎず、健康に気をつけてできることをするしかないのだと本当に思う。


来年の誕生日はどんな風に過ごしてるんだろう。2年後はどうしてるんだろう。ビザも問題もあるから、そんなことばかり考えているけど、やっぱりいくら考えてもなるようにしかならないということは、ある。今回のパンデミックが想像できなかったように。だからあまり考えすぎてもしょうがないんだよ、ともう少し自分に優しい言葉をかけてあげたい。

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