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金のないフェミニスト実家に帰る(決意をする)

  • 執筆者の写真: Tsukasa
    Tsukasa
  • 2019年1月13日
  • 読了時間: 4分

今年は元旦からインフルになった。おそらく休めという天からのお達し。熱は下がったものの、いつまでも強烈な頭痛や咳が治らなくて、バイトをしばらく休んだ。 数日間実家で寝続けて、昨日やっと東京の家に帰ってきたところ。

久しぶりに帰ってきた自分の部屋、活けてた花は枯れてるし、下水道の臭いがしてた。そこまで臭くはないんだけど、長期間水を水道管に流してないと上がってくるあの臭い。前に住んでたアパートもそうだった。暮らしてるうちに慣れるけど、ほんとうはいつもうっすらとこの臭いに包まれて暮らしてるんだろう。

実家にいる間、ひとつ大きな決断をした。東京を離れること。なぜかというと、海外に行くため。前も記事を書いたけれど、今の私は東京で暮らすにはお金も体力も足りないという判断をした。去年一年やれるだけやったと思うし、もっと頑張ってれば…みたいなのがなくて、今はそれなりに落ち着いた気持ち。

バイト以外の仕事も、東京にいるあいだ色んなところに経歴を載せて、仕事をくださいと手当たり次第連絡したりした。そしたら向こうから「一度会いたい」と言われて、緊張しながら時間と電車賃を使ってそこに行き話をして、そのまま連絡がこない、みたいなことがとても多かった。というかほとんどそう。おそらく私が話すのがあまり上手くないのもあるだろうし、相手にあまり好印象を与えられないんだろうなというのもある。なにより、押しが弱いんだと思う。

そして一番大事なのが、連絡がこなくても、またこちらから連絡するということ。そういうガッツがあることをもっとできるようになりたいけど、今の私はそれが難しい。 結局はこれも自己肯定感の問題なのかな、と思ったりする。存在としての自己肯定感がないと自分を人に勧めるのって難しい。いくら自分のSNSにセルフィーを載せることができても、自分を他人に積極的に売り込めるのとはまた違うんだな…と考え込んだり。でも訓練して自己肯定感を上げて(方法がいまいちわからないけど)、いつかそういうことがもっとできるようになると信じてる。これでも以前の自分と比べると、人と話すこと、自分を押すことは大幅にできるようになったと思うから。知らない人に経歴をまとめて送ったりできるようになっただけで大進化。

とにかく、これからは目下の目標に向けて動き出すことにした。目標は100万円貯めること! というかこれを書いてる途中に実家にお金を貸してることを思い出して白目になった。でもそれも置いておいて、とにかく100万円!ゼロからのスタートだけど、貯めていく記録もここに書いていこうと思う。

ということで、今の東京の家は近いうちに引き払うつもり。今のうちに病院(一番大事)、行きたい場所、色んなところに行って、会いたい人には会っておこうとおもう。

実家に帰るという選択はもしかしたら命取りになるかもしれないし、間違ってるかもしれない。でも、私が今のところ先に進もうと思ったらこうするしかないんだと思う。

お正月、というかインフルで実家にいるあいだ、サリーとラインで色々な話をした。サリーも私の決断を応援してくれたし、家が辛かったらいつでもうちに来て、とも言ってくれた。今では彼女の存在がとても心強い。このブログをはじめたときはお互いここまでまた再び話をするようになると思ってなかったから驚くけど、こんなお金がないとかかっこ悪い内容ばかりでも、書いてよかったと思う。

東京にはまたいつか、住めるだけの経済力ができたときに戻って来たいな。東京でしかできないことってたくさんあるけど、もしかしたらお金がない今の私には逆に実家でしかできないことのほうが多いのかもしれない。

年始に『アイフィールプリティ』を観に行ってボロボロ泣いたけど、地元の映画館で映画を観るってすごく懐かしい感覚だった。東京にいるといつのまにか電車賃、映画代がかかるのが惜しくて、行く回数が減ってた。東京にいると映画に行かなくても街をぶらぶら歩いてるだけで楽しかったりするし。

でもなんせ地元だと私は映画くらいしかお金を使うことがないし、娯楽も少ないからその恩恵も大きくて、喜んで払える。今の私にはこれくらいのバランスが合ってると思った。まあ東京に安らかに過ごせる実家があればいいに越したことはないけど! 実家で人間らしい生活を送ろうと思ったら車の免許を取らなきゃいけないし。

とにかく、去ることが決まったから、残りの東京生活を楽しみたいと思う。

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