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ナオミ・オルダーマン「パワー」

昨日も書いたけど本当に寒い!いつも風呂入ってる時は部屋の暖房消すのに消してられないくらい寒い。このあいだまでコートなしで外歩いてたのに。


今日はナオミ・オルダーマンの「パワー」を読みきった。けっこう分厚いから時間かかるかなと思ったけど読みやすくて、するする読み終わった。


おもしろかったー!今社会で起こってること、マジョリティの男女の立場を逆転させるとこんなに悲惨にうつるのかと。強烈なミラーリング。ほんとにまじで地獄。でもこれ、実際全部慣らされてるだけでいま起こってることだからね、という。


あと力関係が変わっても結局力で抑えようとする限りは同じことが起きるんだなって。「母性本能にあふれたやさしい女性が世の中を回すようになったら世界はもっと平和になる」みたいな言説は何度もぶち壊されてた。社会構造が違うだけで同じ人間だから、構造が変わってもマイノリティは相変わらず生きづらく、男社会の中のやばい男と同じ数だけやばい女が幅を利かすぞ、という。おもしろかった。


じゃあどうすればいいのか?っていうところも描かれててすてきでしたな。最後のページ、まじナオミあんた!!ってなった。


っていうのを書いて途中で寝てた。さあ「82年生まれキム・ジヨン」を読むぞ〜

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